米国の高級車部門販売台数1位の車種は? 如何に日本のジャーナリズムがあてにならないか! | 夢老い人の呟き

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さて皆様、米国の昨年の高級車部門の販売台数ナンバー1の車種は何か分かりますか?

 

私よりも上の年代だと「キャデラックだろう」というでしょうか?

ジャパン・アズ・ナンバーワンと思い込んでいる人は「レスサスだろう、いやアキュラか?」というでしょうか?

定番としてはベンツ、BMW、アウディのどれかと考えるでしょうか。

 

いえいえ、全部外れです。正解はご覧のとおりです。

1. テスラ Model 3/13万8000
2. レクサス RX/11万1641
3. BMW 3シリーズ・4シリーズ/7万5957
4. アウディ Q5/6万9978
5. メルセデス・ベンツ GLCクラス/6万9727
6. BMW X3/X4/6万5674
7. アキュラ RDX/6万3580
8. レクサス NX/6万2079
9. キャデラック XT5/6万565
10. アウディ A4/A5/6万538

出典:米国の高級車販売台数トップ10 1位のテスラは今年から値下げ

 

 

テスラが米国の自動車業界で株価時価総額1位になった理由も理解できず(“米テスラ、株価最高値更新で時価総額はGM抜き業界首位”ご参照)、.昨年の夏ごろには「テスラは倒産するだろう」といい、そして株価時価総額でGMを抜き返した事も知らず(“米中のスタートアップ企業は凄い。テスラを脅かす新規参入EV”ご参照)、如何に日本のメディアは海外をみていないか・・・・・。

 

 

今は日本は「EVなんか駄目だ、実用にならない」といわれていますが、いずれEVが当たり前の社会になります。

そしてそうなると、燃料費や環境以外の、もう一つのメリットに気付くと思います。

それはEVは消耗しない、異常に寿命が長いという事で、ドライブトレーンは100万キロのオーダーの寿命がありそうですし定期的なオイル交換も必要無く、ブレーキも回生ブレーキが主となりますのでライニングが消耗しないなど、トータルのランニングコストが安いことです。

となるとバッテリーの劣化が問題となりますバッテリーマネージメントが大事となります。

乗合い使用の電気自動車テスラ・モデルXが、48万キロを走行しバッテリーは12.6%劣化

テスラ モデルS のタクシー、3年間で40万km以上を走破…トラブルなし

テスラオーナーの中村さんが10万キロ到達 〜 電気代・ブレーキパッド消耗・バッテリー劣化少なく

 

 

またテスラは定期的にワイヤレスでソフトウェアアップデートし、新機能も追加できますし、故障診断もワイヤレスで出来、これからの自動車のベンチマークとなりそうですが、これを脅かしそうなのが新興のリビアンです。

 

リビアンについては先日紹介しましたが、‟AmazonとGMが出資”しそうです。

という事は将来性を認められたという事でしょうし、資金面も豊富という事になりそうです。

日本社はこれらに対抗してゆかねばなりませんが、日本の社会全体の認識が遅れ過ぎています。

 

もちろんVW以外のドイツ車も黙っておらず、これも非常にポテンシャルが高そうですが、市場投入前にテスラを超えていそうと評価を受けるくらいでないと、勝負にならないでしょうから当然だと思います。。

日本のEV技術が世界のトップランクにあるというのは脳内お花畑といって良いと思います。

 

 

反逆のヘタレ(ただのへそ曲がりですが)、世の大勢の意見に逆らって書いてきましたが、最近になり世界の流れはオイラの書いた通り、「それ見た事か」と言いたいところですが誰も見ていませんから、一人静かに自己満足しております。