日本が戦争したのは欧米のせいだ、日本は悪くないという人達がよくいう‟ABCD包囲網”。
たしかに戦争に至った外的要因としては大きいが、‟ABCD包囲網”に至った原因、そのまた原因を作らせた原因もあり、資本主義の発展段階の帝国主義・植民地主義がぶつかりあったわけで・・・・辿って行けばどちらにも言い分はあるであろうし、また戦争に向わせた国内の要因もあるわけで・・・・正しい戦争だったとする聖戦派も、全てが日本が悪いとする自虐史派もどちらも間違いでしょう・・・・というのはどうでもいい話ですが、今、日本の置かれている現状は少々危ないのではないか?
フランスはもちろんですが、英国のBBCやFINANCIAL TIMESもずいぶん日本の司法に厳しい事を書いております。
そして安倍首相と蜜月関係とされるトランプ大統領(なんとトランプのノーベル平和賞の推薦人は安倍首相だった‟ノーベル賞に「安倍氏から推薦」=トランプ米大統領が会見で言及”)のアメリカでも、ユダヤ陰謀論好きには外せないWall Street Journalの“社説「不思議の国のカルロス・ゴーン」”のように「判決が先、評決は後」と日本の司法を強く批判しています。
このままでは「ABF包囲網」となり、日本はダーティのイメージを与えられてしまうのではないかと心配になりますが、そのWall Street Journalの昨日の記事が‟Nissan Enlisted Japanese Government to Fend Off Renault Merger”です。
その内容はこのようなものですが、これをコピペして翻訳ソフトにかけようとしても出来ません。
そこでこういう時に役立つのスマホのグーグル翻訳アプリです。
グーグル翻訳を開くとご覧のように・・・・・・我が家は「嫁さんのスマホは嫁さんのもの、私のスマホも嫁さんのもの」という力関係なので言語設定は英文ですが(´;ω;`)・・・・上の方にカメラマークやマイクマークがあります。
という事は音声入力もカメラ入力も出来るわけですが、このような時はカメラ入力が便利です。
詳しい説明は省かせていただきますが、カメラモードで写してシャッターボタンを押し翻訳させると、しばらく経つとこのような画面が出ます。
これを下にスクロールしてゆくとご覧のように和訳が出ています。
中々便利ですが、これを読むと経済産業省が関与している事が書かれており、暗に日産の要請で経産省が動いた国策逮捕のようにもとれます。
追記
なおWSJ日本語版を見るとはっきりと経産省が介入し、統合協議は経産省が統轄する事が書かれています。
こうやってWSJを通して見ると国策でゴーン氏を逮捕し、先に判決が出ていたという結論が導き出されてしまいそうです。
また日産を強く批判する‟フランスの報道(和約)”や、人質司法を批判する‟イギリスの報道(BBCニュース)”と合わせてABF包囲網とならないか、さらに‟ゴーン被告への人権侵害懸念 ブラジル弁護士会が日弁連に文書”とブラジルも参戦し、またレバノンは元々批判しているし、サウジのジュファリ氏もお怒りでしょうし、日本の周りに連合国の包囲網が出来ないかと心配になります。
なおJOCの竹田会長はBBC“東京五輪招致汚職容疑、JOC竹田会長を訴追手続き 仏当局”によると、フランス司法当局から贈賄容疑で正式捜査を開始されていると報道されていますが、これは‟フランスの司法制度からすると予審に入った”という事ですが、日本でいえば起訴されたわけで、逮捕拘留されていてもおかしくない状況だと思います。