アメリカで非常事態宣言の原因となったボンボジェネシス。(ボンボジェネシスについては 「ボンボジェネシス(bombogenesis) 追記しました」 をお読みください)
本日の天気図はご覧のとおり。(tenki.jp)
出典:https://tenki.jp/guide/chart/
しかし明日の予想を見ると低気圧は北海道東海上に抜けますが26ヘクトパスカル下り、960ヘクトパスカルの爆弾低気圧となります。ボンボジェネシスは24時間で24ミリバール(アメリカはミリバール)以上の気圧低下が条件ですが、これに匹敵します。
低気圧に向かう風はほぼ等圧線に沿って反時計周りに吹き、等圧線が密なほど強く吹きますので、日本列島には北からの冷たい風が吹き、北日本は大荒れとなりそうです。
雪害が酷くならなけばよいのですが、くれぐれもご注意をお願いします。
出典:https://tenki.jp/guide/chart/
ラニーニャ現象の時は赤道付近大平洋西側の海水温が高くなりますので、インドネシアやフィリピン付近の上昇気流が強まり、そこが下降する日本西側の高気圧は強くなりやすく、それにより・・・というか「ダイポールモード現象」や「北極振動」とも関連しあって、「寒帯ジェット気流」は蛇行しやすくなり天候は荒れやすくなるとか・・・・。
こういうことに関してはアメリカのNOAA(海洋大気庁)は「La Nina moves in for the winter 」のように分かりやすく説明していますが、これは日本の気象庁も見習って欲しいと思います。
またYoutubeで「NOAA La nina」で検索すると、ご覧のようにたくさんヒットします。
これは日本の機関は失敗しない事が大事?、アメリカの機関はアピールすることが大事?という日米の性格に起因するのでしょうか?
ご参考までにラニーニャについての、説明動画をご覧ください。