【前編】辻洋装店・辻社長と望月順子先生のトークショー。 | 『毎日、大好きな服』 さいたま・大宮 パーソナルカラー・骨格診断 アラフォーから始める最高のクローゼット作り

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イメージコンサルタント・ひらまつきくこ です。
パーソナルカラー・骨格診断で40代からの着痩せ・垢抜けをレッスンします♡

こんにちは。
さいたま・大宮で

骨格診断・パーソナルカラー診断

ひらまつ きくこです。

 


先日、望月順子先生により開催された

「オシャレしてお出かけしよう」イベント。



こちらのイベントでは

辻洋装店・辻社長と望月先生との

トークショーがありました。



望月先生が手掛ける

マグノリアコレクション

のお洋服。

そのほとんどの服を作られているのが

縫製工場「辻洋装店」さんです。



望月先生はブログで

こんなふうに書かれています。


(辻社長と)毎回お話しするたびに、「お客様に聴いてほしい!」と思うお話しがたくさんあるのです。

服ってどのように作られているか知る機会はそうありません。

私も、辻洋装店さんと出会うまでは、丁寧に作れば綺麗な服が出来上がると思っていましたが、そもそも作り方が全く異なるのだということを、いつも認識します。

 

お客様に知ってほしいことを話してもらいたいと思っています。

きっと、洋服を見る目も養われると思いますウインク


こちら引用元はこちらの記事です



他の記事やインスタライブなどでも

辻洋装店さんが

とてもきちんとやって下さる…

というお話を何度も聞いていたので

辻社長のお話をとても楽しみにしていました。



まず、自分が着ている洋服を

実際に作っている方々に会えるって

普通はないことですよね。



それは辻洋装店の皆さんも一緒で

「自分達が作った服を

一般の人が着ているのを見る機会なんて

ほぼないので…

ジロジロ見てしまったらすみません」

とおっしゃる辻社長^^



そもそも、望月先生が

なぜご自身のブランドを作ろうと思ったか。



イメージコンサルタントとして

同行ショッピングや講座をしていく中で


もっとこういう服があれば

多くの人が困らないのに…

そういう服を1着くらい

自分で作れないだろうか?


という思いから始まったのだそうです。

(そう思って実際に行動に起こせるのがすごいことですよね)



そうして数年間

いくつも縫製工場を周ったけれど

望月先生の思うクオリティの服が

なかなか作れない…



そんな中、辻洋装店さんの見学に行って

それまで見てきた工場との違いに

3年間色々な工場をさまよってきて

いいのに出会えなかった理由がわかった!

ぜひ服を作って下さい!

となったそうです。



ではそれまで見た工場と辻洋装店さんと

何が違うのでしょうか?



マグノリアコレクションのお洋服は

なるべく多くの人の助けになるような服、

これを着ていれば

「どこへ行っても大丈夫」と思える服を、

という目的で作られています。



それは形が美しい、とか使いやすい色、

といったことに加え

上品さ・洗練・高級感・ラグジュアリー

そうした要素がある、ということも

実はかなり大きいと思います。



着る時にこれらの要素を感じることで

(意識的でも無意識にでも)

自信を持てたり気持ちが高められたり、

また自分を丁寧に大切に扱っているような

そういう気分になるんですよね。



外見の魅力が上がることはもちろんですが

すごく自分の内側にも作用する、

そういうお洋服だと思います。



ただ「高級感」とか「ラグジュアリー」って

なんとなく雰囲気は分かりますけど

こういうものです、って

パッと言い表せないものでもあります。



望月先生がそれまで訪れた工場では

「高級感があるように作って下さい」

とお願いしても

望月先生の思う感じの服にならず、

なぜ、伝わらないのか…と

ガッカリした気持ちに。



それが、辻洋装店さんだと

高級感とかラグジュアリーと言って

望月先生の思い描く通りにやってもらえる!

言葉がすんなり通じる!

そこに大きな違いを感じられたのだそうです。



辻社長はその違いについて

さらに詳しくお話下さいました。



まず、「クオリティ」が大きく違うこと。

具体的には

設計図(パターン)、素材(生地)、

縫製の技術、など。



それまでの工場は

デパートで1着2~3万円で販売されている

服を作っているのに対し

辻洋装店さんでは

1着10万円以上の高級プレタポルテを

作っています。

(ジュンアシダとかタエアシダとかだそうです)



扱うもの自体のクオリティが高ければ

要求される技術も

そしてそこから培われる経験や感覚も

きっと高いものになるのでは…と

素人考えながらに思います。



そして辻社長は

「高級感」とか「ラグジュアリー」って

数値化できないものだと仰いました。



デザイナーから(できあがった服に対して)

なんか垢抜けない、とダメ出しがきた時に

ここがこう、とか数値ではなく

目で見て「この感じがラグジュアリー」って

分かっていないと直せないし

仕立て上げられない。



キレイに縫うのは大前提で

ミシンを変えたり糸を変えたり

アイロンの圧や蒸気の量を調整したり



そうしたあらゆる工夫と検証の上に

職人の目で見てヨシ!ってなる。



(↑↑↑ここ、聞いていて震えました)



例えばマグノリアコレクションの服で言うと

リネン風ワンピースの裾は

「軽く風に舞うような感じで」

というオーダーをされたそうです。



そういうオーダーに対し

裾の縫い目が重くならないように

色々なやり方を試してみる。

ミシンを変えたり、糸を変えたり、

縫い目を変えたり…



自分が着ている服が

こんなにもこだわって作られているなんて

想像もしませんでした。



辻社長は

全体で良くなるような見方をする

品質というより、その先にある

「雰囲気のいい服」を目指している



完璧に近づけるように

日々試行錯誤の連続です、

と仰っていました。



言葉や数値には置き換えられないけれど

言わばとても本質的な部分を

日々追求されていることこそが

他との大きな違いなのだと思います。



そして見た時に「これだ!」ってなる

職人の皆さんの圧倒的な感覚によって

服が作られていることに

感動してしまいました。



望月先生と辻洋装店さんとの出会いを通じて

素敵な服のみならず

こうしたお話を届けて下さる場を

作って下さったことにも感激ですね。


この日はノーカラーのツイードジャケットでした^^


マグノリアコレクションのお洋服って

決して安くはありません。



実際は服のクオリティを考えると

高すぎることはないのですが

単純に「価格」だけで見ると

私も普段購入する服と比べて

毎回「おお…」って思います。笑



でも、今までのお話を聞いて

これだけやって下さってるから

この価格になるのだな、と分かりました。



じゃあ、逆に「価格が安い服」は

どうなっているのか?

って話ですよね。



次回に続きます(すみません)



トークショーの終盤は

服飾業界全体の話とかSDGsについて。

業界にいる方なら当たり前のことかもですが

私にとっては

そこまで聞かせて下さるのか!という

初めてのお話だったので

回を改めて残したいなと思います。



****************



この日の望月先生からのお土産です。



資生堂パーラーの花椿チョコをいただきました。



毎回センスのいいお土産を

ありがとうございます\(^o^)/


 

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