前回の記事の「いぐらの館」演奏会の1週間後…
宇部市棚井の浄土真宗のお寺「浄名寺」さんからのオファーで先生が強制的に設定した…
とても異色な演奏会のお話~
毎年恒例の「盆ちょうちん祭り」…
初日は先生個人のユニット"ちょっちゅねー"が、
2日目は先生を中心に教室生徒有志(いつもの酒飲みメンバーで…)で参加…
所要時間は30分だけの細やかなイベントだけど、
客席が迫っているので臨場感はある…
(初日の"ちょっちゅねー"の演奏シーン~夕暮れ、盆提灯に囲まれ、幻想的です…)
前の演者はベリーダンスのチーム…
浄土真宗は"他力本願"の宗派、
「信心獲得しておれば全ての人が救われる」とかの教えらしく、
仏前でヘソ出そうが腰をくねらせて踊ろうが、
"極楽浄土"へ行けるような"信心"を持ち合わせていることが肝要…?
出番が来るまでの待機場所は本堂裏の礼拝室…
薄暗いスペースに所狭しとご位牌が並び、
次々と増築しても収まり切らず増殖中の態…
浄土真宗は、
「亡くなった方はお墓の中にはいません」
「ご先祖供養は意味ありません」
とする考え方の宗派なんだそうで、
ずらりと並ぶこのご位牌群はなんだか粗雑に扱われてるのかな…
とか感じているのは私だけ…?
出番を待つ身としては本番モードへ意識を上げる時なんで、
そんな存念は頭の片隅に押し遣り譜面台、工工四、三線はニ棹、の準備に集中…
(他のメンバー達は何処にいる?
ご婦人方はおしゃべりに夢中か…?)
空気が澱んでる…
汗が背中を流れる…
メンバーのNOMさんが、実家のご先祖のご位牌を見つけたとかで…
(南無阿弥陀仏〜 どうぞ私達の演奏が盛況となりますように…
おっと、ご先祖さまはここにはいないかー?)
さぁ、我々の出番です…
この続きは次回の記事にて~