西日本は今日も酷暑…
連日の35℃超えで植物も日焼けすると云う…
ただ、太平洋高気圧団の西端、
台風9号やら8号のなれの果ての熱低やらの影響でしょうか、
終日の強風で、海沿いでは潮風が…
熱気を吹き飛ばして…とはならず熱波が吹き付けて来る…
さて、この度の話題は「自治会」について…
「還暦Fra.」編に暫しお付き合いの程を~
6月早々の梅雨入り宣言当日、
町内一斉清掃は雨上がりの間隙を縫って奇跡的に遂行…
コロナ禍を経て活動を再開した子供会の参加もあり、
準備した飲料水は大型クーラーボックス2台から溢れる程の参加者で盛況…
こんなに大量の除草ゴミ、汚泥、廃棄物諸々を回収することが…
住民の皆さん、一部事業所のご理解とご協力に感謝御礼申上候…
そんな感涙の思いの一方で、
嘆息する出来事が度々…
自治会費の集金は、
新しい集合型住宅だと共益費等と抱き合わせで住宅管理会社とかが気を利かせて代行してくれるけれど、
分譲型マンションではこれまでそれをしてくれていた管理組合で、
「規約に抵触するので代行しないことになったから、自治会が独自でやってくれ」
と取り止めるところがチラホラ…
それはそれでその後の対応や説明を全面的に自治会側に任せてくれたらいいのに、
「自治会は一旦"脱会"になる」
「再"入会"する住戸は自治会費を払って」
とか平気で誤った情報を流すから事態がややこしくなる…
そもそも「自治会」とは、
地方自治法§266の2で、
「その区域に住所を有する者の地縁に基づいて形成された団体」
と定義されており、
その地域に居住しておれば即ち自治会の構成員であって、
任意で"入会"や"脱会"する様な「ファンクラブ」とかと同様に考えてはいけない筈…
その一方で、
「認可地縁団体」の項目である同法同条は、
第7項で「加入を拒んでは〜」との記述があることで残念ながら…
殆どの地方自治体もメディアも「加入」の区別が出来ておらず混同…
(或いは誤解している…?)
(更には、「自治会費」の規定は何処にも無いローカルルールなんだけれども、
この「加入」の取り扱いと「自治会費」がリンクしてしまい…)
「加入割合が〜」とかの表現は世間的に認知されているし、
市町村が例示する自治会規約雛型には「入会届」「脱会届」の項目が堂々と登場していたり…
それが混乱に拍車を…
地裁判決例でも、
判決文自体に「入会」「脱会」の文言が普通に登場している状況で、
もう社会的に「ファンクラブ」扱いされてしまってる…?
で、
件の分譲型マンション住戸からは、
「会費は強制と勘違いしてたけどもう払わなくていいんでしょ?」とか、
「脱会した訳だし再入会してないんだから…」
とかの不穏な主張が飛び交い、拡散する…
アパートや単身赴任者とか出入りの頻繁な町内では、
常時危機感を持ち正確な情報提供とアピールすることは不可欠だったのに…
既成事実に安心して思考停止している迂闊に地団駄を踏むけれど…
この事態となっては最早仕方無い…
事後修復を急がねば…