前回の宇部護国神社秋季例祭でのミニ演奏会の時もそうだった…
島袋先生の本番直前の"スイッチオン"…
普段は練習時間の半分はユンタクで流れるのが、
ターゲットオンでサンドバッグ然に~
本番直前になって、
"「あなたの三線が本来の音色を出せてないの!」
「三線のせいじゃないの、あなたの弾き方なのよ!」
「そのビビビの音が耳障りね!」
「はい、男弦を弾いて中弦で止めてみる、中弦弾いて女弦で止めてみる…」
「ツメの打ち込みが(不安定に)強過ぎるから弾いた弦が(震え過ぎて)ツメに当たってるのよ、はいダメ、まだダメ、そらダメ…」"
(1ヶ月前の記事のとおりで…💦)
なんて、
普段と違うことを付け焼き刃でやっても精神も弾き手も無闇に動揺して言われる様にはならない…
11月初旬の「集古館」演奏会を翌週に控え、
演目の順番とか段取りも整い臨戦態勢となった頃、
「降臨」スイッチオン…
今度は座位での三線の構え方にチェック入る…
「構えた時の身体が歪んでるでしょ」
「三線胴は身体から拳骨一つ分隙間を開けて!」
「弾き手の腕は胴腹にちゃんと据えてよー!」
「ツメが弦にちゃんと当たってないー!、女弦が弱ーい!」
(ひぇー💦)
(どうせ、本番は立ち弾きするからいいもん…💦)
そんなこんなで動揺し、内省的になり思沈してしまうから、
「三線の花」を演りたいと頑張っているKAMさんのサポート役なのに…
彼の弾きに併せられない → 先生熱くなる → KAMさんにも動揺が移る → 先生いよいよ熱くなる
「もー、私がサポートするしかないかー!」
(すんません、テンポのコントロールが…💦)
演奏会当日は台風21号の名残りの低気圧の襲来で大雨、
JRは終日運行取り止め、高速道が閉鎖で国道2号は大渋滞…
客足への影響が否めず、会場の席数は控えめに…
ところが、
雨は昼前にはピタリと止み時折り青空も…
阿知須「いぐらの館」での沖縄慰霊の日に合わせて開催した演奏会の時も、
それまでの強風と大雨がやがて収束して…
生徒の皆が思う…
(先生のエネルギー波が天を突いて雨雲を捌いているような「晴れ女」…)
開演前から砂被り席に陣取る方もいて、
リピーターさんらしきご婦人方とか40人弱はご来演を頂きまずは感謝御礼申上候…
先生は3年前の愛好会初舞台の頃の様な、
演奏もMCも舞台下もの全方位放電から解放され…?
少しはプロデューサーとして腰を据えられたでしょうか…?
(まだまだ…?)
今回の演奏会では、
拙妻が三線2棹にクラッシックギターで休息返上の出放しでエネルギー全開、
ピアノとキーボードは先生の伝で講師の方々にも参加頂き、
厚みのあるものに…
そんな恵まれた重奏の下なのに、
立ち弾きのサスペンダーが外れて動揺しあたふたしたり、
歌詞を忘れるは、
出しゃばりな講釈に夢中になってちんだみするのを忘れるは…
打上げの酔席でも、
誰からも指摘(失笑はあったか…?)は無かったけれど…
まぁ、
各論的には細かい注文が多々あるにしても、
総論でお客さん方に楽しんで貰えたなら、それはそれで…
と云うことにして…
(そんな反省も、やがて…?)