灯りが点る頃「覚醒」する… ~ 訪沖2023冬⑫ | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

世間はGW中盤に入り、

カレンダー通り仕事に勤しむ我が事務所のスタッフ達も心無しか浮足立っているような…

(当の私も同様でしょうが…)

さて、

「訪沖2023冬」編の記事は終盤となりました~

 

 

pm6時、

安里駅からゆいレールで美栄橋駅に戻ります…

(三線の無い背中が寂しい…)

沖縄最終日の晩餐は宿から近い「沖映通り」にある居酒屋「しぃーぶん」へ…

日中はシャッターが降りていて若干屋根が傾いている…

且つては商店だったらしい営業的にも物理的にも潰れたお隣りの廃屋…

普段なら存在を認識出来ず素通りしてしまいそうな正に「おまけ」の様な立地…

けれども、

灯りが点る時分になれば俄然「覚醒」する様なお店…

 

店内全面壁には阪神タイガース選手の写真やらグッズやらがズラリ…

他のNPB球団のも少々…

春先のキャンプで来沖する球団関係者の皆さんが贔屓にしているお店らしい…

13年前の甲子園興南高校が優勝した時の新聞号外が日焼けしたまま貼られてあるのが、

店主の人生観を物語る様な…

(ひょっとしたら、店主はその時のメンバーだった…?)

座敷席には草野球チームのメンバーらしいおじさん達が続々と集まっています…

三々五々飲む人も飲まない人もバラバラなんで単なる試合の打ち上げ会でしょうか、

いや、

今日は金曜の夜ですきっと「模合」でしょうかね…

カウンター席の端っこにはキープ泡盛を既に開陳している夫婦と思われる二人連れも…

 

オリオン生で先ず1杯…

焼き鳥の香ばしい匂いに誘われつい5本セットお任せを注文してしまいましたが、

砂ずり、肝、トリカワは遠慮したかった…

(それはこちらの落ち度で…)

気を取り直して「スーチカーの野菜炒め」、

そして泡盛は「与那国」1合(あの「どなん」のメーカーですね)度数は30度、

クセのないスッキリした味わい…

「与那国の酒は大体がこんな感じですねー」

とはご主人の感想…

 

その内、

カウンター席には次々と…

私の両隣にもご婦人お一人様が勝手知った風に腰据えて…

アジアン旅行客らしき二人連れとかも来たのでガイド本に載ってるんでしょうかね…

店内はだいぶ賑やかになってきたのでそろそろ退散しましょうか…

座敷席の集まりには相変わらず後から合流してくるおじさん達で何度も何度も乾杯ばかり…

その割に料理の注文量が少ない様なんで、

皆さん家で晩飯食べてから来てる?

(ご馳走様でした… ちょっと大人の隠れ家的場末感のあるお店でしたね…)