三線とワンちゃんの聴覚について前回記しましたが~
人間の聴覚についてをば…
ゲリラ三線練習は人混みを避けつつ、
ある時は海辺、公園の端っこ、そして…
ある山麓のお寺の境内にて…
墓地の中の階段天辺…
階段の下方では、
墓参りのおばあちゃんと孫娘の姿がほのぼのと…
坊守のおじさんが清掃中…
1時間ほど集中して練習…
ふと、
後ろに人の気配を感じてギクリ…
さっきの清掃中だった坊守のおじさんが…
耳と口元に掌を当て、指先で✖の仕草…
聴覚障害の方の様で…
隣にしゃがんで暫く私の練習を聴いて(感じて?)、
やがて帰って行かれました…
三線の音色を感じて頂けたのだと…
「日本教育心理学会」の調査によれば…
聴覚補償技術の進歩に伴ない、聴覚障害者が音楽を聴いて楽しむ機会が増えており、
聴覚障害者が楽曲を識別する能力について、
尺八、琴、三味線、木琴、トランペット、ピアノで比較してみると…
1位の「尺八」が93%の正答率で、
2位が「三味線」の88%、
最下位がピアノの70%だったそうで…
ですから、
「三線」の識別率もきっと…
その坊守のおじさんも、階段の遥か下で作業していたのに、
三線の「音波」に気付いて上がって来られたのでしょうね…?
楽しんで頂けていたのなら嬉しいのですが…