平成首里城正殿跡にて① | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

同窓会前夜~

フライングで訪沖しているメンバーに召集が掛かりましたが…

まだ時間には余裕あるので、

荷物は泉崎の投宿ホテルにチェックインして預け、

薄着に着替え、

ゆいレールで首里城へ…

首里駅からは城景は伺えません…

東内庭から歩いて近付きます。

 

見物客の混雑の中、守礼門からの眺め…

正殿の残骸の眺めが異様…

龍潭池のバリケン達は池畔に蹲って寂しそう…

 

近くの円鑑池(えんかんち)の生息魚が大量死したとの報道が…

城の燃え炭ではなく、

城の漆塗料が熱で溶解し地下水に溶け込んだのが原因だとか…

 

儀間駅ホームから望む城丘から下に展開する町並みの眺め…

そこで生活する人々にとって、

この城がどれだけ心の拠り所になっていただろうかと想像してみれば…

それが一夜にして消滅してしまうことの喪失感に想いが至り…

 

正殿は平成4年に落成して四半世紀しか経っていない若いお城でしたが…

その存在感は沖縄の人々にとっては圧倒的なものだったと…

守礼門の琉球瓦の朱だけが、

周辺で唯一残された色彩だったような…