ここまで歩いてきた真珠道の終点は~
奥武山公園の先の那覇軍港手前で、
プツンと尻切れトンボのように…
この先、
かつて「屋良座森城」(やらざむぃぐすく)へと至る「海中道路」が延びていたのでしょうが…
跡形もありません…
軍港施設の敷地として埋め立てられたのか…
昔の地形図との比較では、護岸のため排除され海中に没した様にも…
別日に歩いた「がじゃんびら公園」からの遠景では、
かつての「三重城」(みーぐすく)方面を望む画像にもその痕跡は見当たりません。
正面の小島は…
「御物城」(おものぐすく)跡ですね…
先般「ブラタモリ」で登場した…
(ここも米軍施設内にあり立入り不能です。)
今回の「真珠道」歩きの締めとして…
「屋良座森城」に建てられていたとされる「住吉神社」が、
「がじゃんびら公園」のある丘の下に移設されているので…
今日の行程の無事の御礼と1.7万歩4時間半(寄り道・休息含む)遂行の自分褒めを兼ねお参りを…
参道は山下西児童公園の敷地隅に…
「がじゃんびら公園」のある丘の下の崖路の急坂をえっちらおっちら…
(「がぢゃんびら公園」とは崖で隔たれ繋がっていません。)
「屋良座森城」を見下ろせる高所に設置されていますが…
周辺の樹木が生い茂って見晴らしはなく…
神社と云うよりは「拝所」ぽくて余所者が気安く立ち寄る場所なのか…
兎にも角にも、
道中無事の御礼と感謝を込めて礼拝を…
「真珠道」はそもそも琉球王朝時代の軍用道…
那覇港に襲来する外敵を、
西側の背後から迎え撃つ戦略とは云え…
ここまでの14㎞…
現代の人間が速歩で動き詰めで到着しても…
移動で疲れてしまって戦意喪失してるんじゃないかなと…?
(軍人さんはそんなヤワじゃないか…)