真珠道の行程もあと僅か~
小禄の路地を抜けるとゆいレールの通りと交わります。
奥武山公園駅の少し西側の辺り…
この通りを越えると山下町…
かつては「ペリー町」と俗称されていた地区…
かつて浦賀沖に急襲して江戸幕府を大慌てさせることになる直前に…
沖縄(琉球王朝時代の)に上陸したペリー提督に由来しています。
だから、この地区一帯では、
「ペリー美容室」に「ペリー保育園」「ペリーストア」と…
ペリーの名を冠した商店や施設が今でも残っています。
(豚の丸焼き「金城畜産」の看板は今も健在…?)
などと脇道に逸れて興に乗っていますが…
小禄~山下町の地区は、
南部にありながら戦火を免れた場所であり…
御嶽やヒージャー(樋川)、石畳などが往時の姿を留めている…
小禄森口公園~がじゃんびら公園の丘陵コースの方に興味があったのですが…
真珠道とされるルートの方は…
住宅地の中の生活道路として、歴史的趣はかなり薄れてしまったと…
混沌さは相変わらずで…?
(この裏路地の先は~呑み処「ほーむ」さんの入口…)
(この住宅は迫りくる大岩にやがて押し潰される運命…?)
やがて、
奥武山公園のセルラースタジアムが見えると…
真珠道の終点の「那覇港」…
(垣花側から左がセルラースタジアム~右の下り坂が山下町からの路地)
港の南岸にかつて防御砲台が設置された「屋良座森グスク」までが本来のルートなんですが、
今では米軍基地のフェンスのあちら側になっているため、
突入は無理…
屋良座森グスクの敷地内にあった住吉神社は、
隣の「がじゃんびら公園」のある丘陵の中腹に移設されているので、
最後にそこへ参拝してきます。