識名霊園の端っこで道に迷う… ~ 真珠道を歩く⑦ | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

「最後の投稿かも…」と繰り返しながら…
再び投稿しています。
Yahoo! ブログの移行ツールが遅延しており、
この宙ぶらりんの状態はいつまで続くのやら…

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識名宮の前のバス通りを挟んで…
識名へと続く筈の通りを探します…
バス停の傍に目立つ自治会の看板…
その傍らにある「火の神入口」の小さな看板…
後から考えれば、
この狭い路地がムラグワー・シードゥビラの坂道の筈がないのですが…
何故かその時は、
何の迷いもなく路地に突入…
(あら、ここにも湧水地があるんだ!)
「産川」(ウビーガー)~
現在は涸れていますが、
明治時代には、正月の「若水」や「産湯」として利用されていた由…
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呑気にあちこちの説明版を眺めているうちに、
辺りには地元一族の破風墓が並び始め…
歩を進める程に…
ついにはびっしりと墓群に取り囲まれ…
(こりゃ、迷ったな…)
「崎山家」「真栄城家」「真玉橋家」…
多分この辺りは、
「識名霊園」の北端に位置するのでしょう…
由緒ありそうな家名なんで、
琉球王朝に所縁のある一族の私有地に迷い込んだのかと…
脱出路を探しているうちに雨が降り出し…
周囲は薄暗くなり…
怖くなってスマホでGPS機能を呼び出して現在地確認…
通りから東に100m程もズレていました…

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やれやれと、墓地の間道を這い上ったところには、
霊園西側入口の標識のあっけらかんとした開放的な光景が…
近くでは、
何回忌かの法要で門中の一族が集まっているのでしょう…
酔っぱらって騒いでいる声も…
ヘルメットに法衣姿のお坊さんもバイクで走っています…
ここの直ぐ東隣の斜面にある墓群との隔絶感が実に印象的でした…

さて次回からは、
識名地区を抜け、
上間地区から国場川の「真玉橋」を目指して丘を下っていきます。