矢張り、平成最後の日は~
天皇陛下の退位礼のライブを観たいと…
親族が集まって日中はあちこちと東奔西走してましたが…
夕方からは妻の実家の大型テレビの前でワイワイガヤガヤと…
その間隙を縫ってPC作業をサクリと…
(今度こそ本当に平成最後の投稿で…)
説明を忘れていましたが、
「金城橋」から「識名」へ向かう上り坂が「識名平」(シチナンダビラ)…
「金城石畳道」とは違って変哲のない舗装道路ですが、
かつては琉球王の別荘「識名園」に続くちゃんとした石畳道だったとのこと…

途中には、
砲弾の薬莢だかの「半鐘」が並んでいましたが、
この坂道を上ったところから、
沢山の湧水地があちこちに出現します。
この辺りのやや平坦な通りは「前道」(メーミチ)と称われていました。
「識名園」への「参道」と云うような意味合いなんでしょうか…?
繁多川地区は標高の高い丘にありますが、
琉球石灰岩の岩層で水脈が丘の上を走り巡っていて、
今昔に及び湧水に恵まれている訳です。
かつては、湧水を利用した泡盛の酒造所や味噌蔵、豆腐屋が散在していました。
(先述の「識名平の遺念火」の主人公は繁多川の豆腐屋さんですね…)

画像の酒造所跡は、
「神村酒造所」…
琉球石灰岩の布積みの石垣の上の琉球瓦の列は芸術的です。

さて次回からは、
湧水地巡りを紹介します。
密集する住宅街の中に忽然と現れるその場所に佇んでいると…
ちょっと心が洗われるような気分に…