「金城橋」で心持ち涼んだところ~
首里金城町を下り切ってこの橋から再び上り坂となる繁多川の町並みが迫ります。

その道すがら…
傾斜地にあっても何故か存在するあちこちの「湧水地」…
今歩いているこの場所の足下が琉球石灰岩層の複雑な積層になっていることを想像させてくれます。

住宅地の中の「真川」(マーガー)…
「チョンチョンガー」とも…
戦後の住宅地造成で泉源は消失したとのこと…

町内のミニ半鐘は…
戦時の砲弾の「薬莢」をカットしたもの…?
ほらここにも…

長閑な坂道の町並みの印象ですが…
その奥底に潜む安穏でない厳しい歴史の名残りも垣間見え…
またその過去を飄々と凌いできた住民のしたたかさとも…

繁多川の坂道を上り、
繁多川公園の入口に差し掛かるところ…
「真珠道」の看板の下の崖崩れ…
その眼下に首里金城町の町並み…
丘の上には首里城の赤瓦と城壁が…