「真珠道」を引き続き歩きます~
「金城石畳道」を下る道すがらは…
足元の石畳の風情と、
住民の生活場所としての潤いが合わさって、
とてもしっとりとした雰囲気の空間です…

でも、
途中の「赤マルソウ通り」との交差点にあるガジュマルの大木の傍らの古家は、
「金城村屋跡」…
首里城と云い、
ここでも他民族観光客に占領されていて…
そそくさと退散して石畳道を下っていきます。

「赤マルソウ通り」より下の石畳道は、
車両も往来する生活道になっていますから、
住民の皆さんの生活の邪魔にならないよう…
車の轍になって石畳も陥没してます。

石畳道を下りきったところに「石畳道入口」の標識が…
(果たして、それが"入口"なのか"出口"なのか…)

さて、
ここから「金城川」を挟んで「繁多川」地区への上り道が始まります。
その金城川に架かる橋が、
「金城橋」…
これまでの「観光地」の喧騒とはやっとお別れです。
ほっと一息と云うシチュエーションですが…
ここはその昔…
(以前の記事でも紹介しています。)
金城川に身投げした豆腐売りの夫婦の怨念が人魂となって彷徨っている、との…
「識名平の遺念火」の伝承がある場所です。
ちょっと汗が引いて涼しくなるかもと…