先日、同業者の山口県内統一研修会にて~
研修の題材となったのが、
「事業後継者問題」…
当県は全国ワースト2位になっていて、
危機感を煽られ…
で、
ワースト1位はどの県かと云うと、
沖縄…
「まぁ、沖縄は後継者不在の意味が違ってくるから…」
とかの司会者のコメント…
(どう云う「意味」なのかな…? 何が「違う」のかな…?)
沖縄では…
親族間の連帯意識が強い土地柄だから、
危機意識が希薄…?
テーゲー気質のせい…?
「帝国データバンク」の資料によれば、
業種別にみると、
サービス業、運輸・通信業、建設業(後継者不在率高い) > (同 低い) 小売業、卸売業、製造業
地域別にみると、
島尻、那覇、南城、宜野湾、浦添、名護 > 宮古島、国頭、石垣島、糸満
今年3月に、
宮古島の「千代泉」(千代泉酒造所)が廃業したとの新聞報道がありました。
記事によれば、
廃業の原因は「後継者不在」…
沖縄での酒造業界は、
酒税の軽減措置により長いこと恩恵を受けていますが、
家族経営による事業所が多いため、
ドラスティックな企業評価が出来ず事業承継が家族任せになり、
その事業の経営に「魅力」(旨味…?)がなければ家族であっても(家族だからこそ)後継を厭うのが現実と…

それが沖縄県内全体の事業所へも当て嵌まる厳しい現実があるものと…
まぁ、話はそんなに単純ではないのでしょうが、
大なり小なり、
沖縄のみならず、国内全ての地方の問題でもあるんですね。
他人事ではないと…