「写し霊場」 at 山口 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

山口市南部の秋穂地区には~
「秋穂八十八ヶ所」…
所謂、「写し四国」(「写し霊場」とも)があります。
ここに札所が置かれたのは、
江戸時代中期の文化年間(1800年頃)とのこと…(「山口市史」より)。
こうした「写し霊場」が全国各地に設置されるようになったのは江戸期からで、
記録(「新敲社寺参詣の社会経済史的研究」新城常三氏著)によれば、
78ヶ所…
それも明治期の「廃仏毀釈」の影響や、
昭和期の世界大戦の混乱を経て、
多くのものは衰退…
明治後期になってから再興して増加しますが、
その中で江戸期から現在まで地元住民の人々によって大切に守られ存続してきたのですから、
「最古級の霊場」だと…
イメージ 2

ここ秋穂では毎年、
弘法大師(「空海」のことですね)の命日に当たる、
旧暦の3月21日と前日の20日に、
(今年は丁度5/5と5/6の連休日に当たったため参加出来ました。)
「お大師まいり」と称う巡礼イベントが催されます。
各札所では、
「お接待」を施そうと地元の方々が大集合です。
お菓子にお茶、お惣菜など…
これを何十ヶ所も巡っていると結構荷物に…

イメージ 1
子供達は…
大切に「成果」を大袋に詰め込み楽しそう…