長州街道ガイドウォーク ~ 小郡地区⑩ | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

この東津秋本本家の何人もの当主が「庄屋」「大庄屋」を務めています。
4代目の「大庄屋」の折には、
近くの椹野川畔に配置されていた「藩米津出蔵」(はんまいつだしくら)の管理を仕切っていましたが、
(小郡宰判、山口宰判、美祢宰判の米蔵が3棟並んでました。各地から搬入された藩米はここに一時保管され、
 萩や大阪方面へ回漕されました。)
椹野川の氾濫時に、
勝手に美祢宰判の米蔵から米俵を持出し、何と「土嚢袋」の代用にした、
と云う記録が残されています。
勘場の資金を勝手に諸隊の軍用金として差し出した代官と云い、
当時のお偉いさんは、
胆が据わっていたようですね。
「大事の前の小事」に異を唱える者は徹底的に排除して目的を遂げようとする心意気は、
今日では最早通用しなくなり、
「細事に拘り大局を見失う」世相…?

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その「藩米津出蔵」跡は、
現在2棟が現存しています。
手前の方は往時を偲ばせるような様相ですが、現在は地元自治会の行事用道具類が保管されているそうです。
向う側の方は、
既に個人の所有になり改築され、民家の一部として連結されている様子です(個人的見解です)。
現存しているのがどの宰判の米蔵かは不明です。