名護に滞在したなら、
矢張り「名護城址」は欠かせないからと登ってみましたが…

(名護城址のある中央公園~手前のガジュマルの気根の内側は別の樹木のような…)
頂上は広場になっていて、
城跡の面影は…
唯一、東屋の瓦紋が「左三つ巴」…
琉球王朝第一尚氏からの家紋ですが、
この構築物は最近のものですから、
参考にはなりませんね。
因みに、
この「左三つ巴」の紋章は…
藤原氏北家や足利氏とかの由緒ある家紋でありながら、
「水」を象徴する紋章なんで、
市井の庄屋や商家の蔵の鬼瓦等に、
「防火」の呪符代わりに誂えられたりしていますから、
実にポピュラーなんですね。
そもそも、
琉球王朝始祖の血流が、
どう平安時代からのやんごとなき血筋と関わるのかよく判りませんが…

頂上の広場の奥は、
個人門中の拝所になっていますから、
無暗にウロウロするのは憚られますです。