辺野古集落にて ~ やんばる2Dayマーチ30㎞コース | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

やんばる2Dayマーチ30㎞コースのルートは、
久志集落から辺野古集落へと移ります。
山の手から一旦海岸に下り、
辺野古の集落へと坂道を上ります。
海岸側から子供の叫び声と大人達の声援が聞こえてきます。
そこは綺麗に整備された少年野球のグラウンド…
子供達のプレイに親達は興奮しまくり、
まるで沖縄興南高校の甲子園優勝に驚喜した県民のあの光景を連想するかのような騒ぎです。
周辺住民の大半がそこに集合しているかのように…
歩く辺野古集落は閑散とし、
小学校低学年の子供が数人自転車で遊ぶ姿のみ…
近くの手作り感たっぷり店構えのインド料理店の主人が手持無沙汰にぽつねんと…

ここが辺野古特飲街の区画です。
特飲街のアーケードがキャンプシュワブ側に堂々と建っています。
色褪せた町並みの中で、
一番カラフルな電光掲示板が現役です。
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辺野古の集落は、
戦後から現在に至るまで、
米軍基地と「共存」することで存続していることを実感します。
その歴史の長さを、
この店舗群が表現していますし、
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(映画「ホテルハイビスカス」で使われた建物)

子供や大人達の躍動が、
集落のある種の「潤い」をイメージさせられます。
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(「イタリアンレストラン」の看板ですが、普通の「沖縄的食堂」です。開店は「11時頃」なんでまだ閉まったまま… 堂々の「現役」です。)

イメージ 4
この後、
キャンプシュワブのゲート前の喧騒に差し掛かりますが、
「辺野古」の問題は、
この集落の人々の生活が考慮されなければ、
幾ら議論されても現実的な話にならない…
そんな気がします。