12月の沖縄では、
朝7時半頃が「日の出」時刻になるようです。
東日本の人にとっては1時間以上は開差があるので違和感を感じると思いますね。

出発地の「21世紀の森体育館」を出て、
名護湾海岸沿いに許田へ向けて歩き始めると、
東の名護岳の山端から朝日が顔を出します。
(あらー、この時間が「日の出」時刻かー)
と一瞬感慨に耽りますが、
西側の八重岳方向を望むと、
名護の町並みが見事な朝焼けに染まっているのに心が奪われます。

こんな眺望を、
名護城(ナングシク)の城主ら施政者は毎朝眺めながら、
職務に精励する姿を想像してみます。
名護城は、
琉球三山時代の北部を支配していた「北山王」の居城「今帰仁城」の支城だったようですね。
その後、琉球を統一した第一尚氏の始祖となった中山王「尚巴志」によって滅ぼされます。
歴代城主名の記録は判りませんが、
城山山上は個人門中の「拝所」となっていますから、
無暗には探査出来ません。
歩きは続きます。
「宝くじが良く当たる」と言われる「許田道の駅」へ向かいます。