ソーキ肉と三枚肉の味の違いが判らない…
(骨付きかどうかくらいは知ってます…)
そんな「沖縄そば」オンチの私ですが…
それでも沖縄の食材の素朴な味わいは大好きです。
お昼のメニュー選びには失敗しましたが、
夜の居酒屋では、
旨いものをと…
その日の宿の前の通りの向かいの居酒屋「ゆくい処 みや樹」…
名称には惹かれたんですが、
日中の店構えはシャッターで固く閉ざされ…
暗くなると、
提灯のぶら下がった「会員制クラブ」の様相で更に入り辛くて…
結局スルーしてしまいましたけど、
翌日に聞いた旧友「山入端君」からの情報では、
名護勤務時代に使ったことのあるお店なんでした。
メニューには、
「ニガナ和え」から…
グルグンでも「唐揚げ」のみならず、
「バター焼き」「塩焼き」「天ぷら」まで多様なんだそうです。
勇気を出して「突入」すべきだった…
と反省。

(提灯が無かったなら、いかにも…ですよねぇ。中は普通の居酒屋なんだそうで…)
「入りにくい居酒屋」として選択したのは、
前出の「酒処 わが家」さん…
こちらも、中は普通の居酒屋さんですね。
地元のお客さんが続々と入って来ます。
にんじんしりしりやイカ墨ソーメンチャンプルだとか、
庶民的なメニューでコース料理のお値段も安いので、
使い勝手がよいのでしょう。
私はいつもの様にカウンター席の端っこに座りましたが、
隣には、
酔っ払いのおっちゃんが泡盛をチビリチビリ飲っていました。

戴いた料理の最初はフーチャンプル…
しゃきしゃきのマーミナー(「もやし」ですね)とおふの柔らかさが合わさって、
深い味わいです。
オリオン生の一杯が進みます。
泡盛は、
宮古島の「菊の露」の一合をお願いしたんですが、
(カラカラは使われてませんでしたね。)
日本酒のお銚子に、
コップは久米仙酒造の「び」のロゴ入りの宣伝用でした。
まぁ、あっけらかんとして…
この料理は、
ふーちばーの天ぷら…
「よもぎ」ですね。
本土のようなパリパリした食感ではなく、
衣が結構厚いので、もっちりした感覚です。
あちこーこーを戴いて、泡盛にもピッタリでしたよ。
素朴な味わいでお勧めです。
