第3順位相続人放棄申述騒動記~その4 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

さて、
しっちゃかめっちゃか状態の書類の整理です。
先ずは…
故人の子供二人の消息の判る手紙や電話番号帳などの「サルベージ」です。
それから、
財産と思われる資料の「抽出」です。
勿論「負」の財産も、です。
厄介なのが、
布切れや皮切れなどの財産的価値が判らないことです。
これが古新聞や古雑誌の中に紛れていると、
結果的に「燃えるゴミ」として…(怖)

20年ほど前の長男Bさんからのハガキをやっと発見しました。
早速、記載の電話番号を当たってみましたが、
「現在使われておりません」のコール…
一方で、
次々と現れる請求書や督促状にテンションは下がります。
長女Cさんの母子手帳と「へその緒」の小さな箱を発見。
続いて、
30年前の電話番号帳に挟み込まれた長女Cさんの電話番号のメモが…
半世紀以上も前のメモじゃあ…とダメ元で当たってみると…
何と繋がったのです!
騒動から1週間後のことです。

さぁ、それからは…
妹D・Eさん達の鬱積した思いは溢れますが、
降って湧いたような突然の話に戸惑うB・Cさん達…
「そんなことを今更言われても…」
半世紀も離れ離れの子供さん達の複雑な思いが伝わってきます。
それでも、客観的事実関係は正確に伝える必要があります。
次々と判明する負の財産のこと、
預かりものの布切れや皮切れのこと、
相続放棄申述の手続きのこと…
先方は九州在住…
こちらまで現場確認に来て貰ってもいいですが、
それまでは基本的に今後は遺品には手を付けられなくなります。
そんな悠長な話は御免被りたい…
つい、話し方が誘導口調になってしまうのです。