さて、気を取り直して次の目的地へ出発です。
多少の不要なエネルギー消費があり、心は傷付きましたけど、
「漕行20㎞」の看板を簡単に降ろす訳にはいきません。
岡波島は、岩場だけの小島ですから、
日陰がなく、休息場所には不向きなんです。
正午までには時間の余裕があるので、
更に5㎞なんてへっちゃらです…?

(北名城ビーチ沖にあるエージナ島)
向かう先はエージナ島…
丁度、糸満市の「北名城ビーチ」沖に浮かぶ小さなおにぎり型の島です。
元は1つの島だったのでしょうか、
裏の東側は波に浸食され、3つに分裂したような配置です。
その島と島の間隙の水路を進むと、
小さな砂浜が…

迫り上がった岩山にアダンの木々がへばり付き、心地良い日陰を作っています。
体力温存のため、暫しの休息です。
お昼のランチに山城さんが用意してくれたのは、
ポークサンドにサータアンダギー…
デザートは今が短い旬のアオギリ(沖縄では「運動会ミカン」と称われているとか)…
多分、
昼休憩も惜しんで強行漕破する「サバニレース」のようなイメージで、
漕ぎながらも食事が摂れるよう気を使って貰ったんでしょうけど…
残念ながら、そんな体力はありませんから…
(大言壮語ですんません…)

(対岸は糸満港のある市街地)
質実剛健(?)な食事は、こうした運動中のシーンでは、
腹一杯摂らないのがコツです。
適当に食って、適当にまどろんだら、
すっかり元気回復です。
昼寝も度が過ぎれば、身体が重くなってしまうのです。
「運動会ミカン」の愛称のアオギリは、
結構甘口です。
見た目はとても酸っぱそうなんですけど…