波打ち際でのブローチングは… ~ 瀬長島シーカヤック行 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

岡波島は、
瀬長島から約4㎞南下したところに浮かぶ小さな無人島です。
島の周囲はサンゴ岩に囲まれた荒磯…
サンゴ岩海岸にはよくある急な海底段差になっているからなのか…
潮流が交差している場所だからなのか…
水深が浅くなって上陸態勢に入った途端…
波高が急に大きくなって、波の方向にパターンがみられず、
あちこちから波に揉まれているようで、
ともすれば、艇のバランスを失いそうになり…
必死にパドルを海面に叩き付けてリカバリーします(「ブレイス」と称いますね)。
何とか転覆は回避したものの…
水没防止のための「スプレースカート」はしてなかったので、
コクピット内は水浸し…
(後から考えれば、これが「三角波」と称うものだったのかも…)

イメージ 1
(その現場はこんなに長閑じゃありません。)

半水没状態でヨタヨタと波打ち際まで辿り着いた瞬間…
後ろから攻めてきた高波に乗ってしまい、
見事に「沈没」です。
慌てず、そのまま立ち上がって艇を起こして引き揚げれば、
さも何事もなく上陸した様には見えますが…
波に乗られて転覆してしまうのを回避するため、急いでターンしてブレイスを入れることは、
海辺でのブローチングの鉄則…
それが無様にも疎かになっている自分の技量の低さに幻滅です。

「おーっ、ナイスリカバリーと思ったのにねー!」
山城さんにはきっちりと見られていました。
最初の4㎞でこんな状態じゃ、先が思い遣られます(恥)。
「目標20㎞」なんてレベルでは…?