京都「川床料理」なら「納涼」でも「川床」でもなく… | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

喧騒の人混みを脱出し、
閑静な場所を敢えて目指すのが…
「京都観光」の醍醐味なのではないかと感じ始めている今日この頃…
それは外国人観光客にとっても、
日本での旅行を楽しむ共通のコツなのかも…
(みんなに同じことをされたら困りますけど)
日本の観光地は世俗化され過ぎていて、
観光を楽しませたいのか土産物の促販なのかよく判らなくなる場所が溢れてますもんね…
「観光」と言ったって、
日本人に任せると「折詰弁当」みたく何かにと詰め込まれる傾向がありますしね…
(斯く言う私も、「折詰弁当」的観光してますけど)

そんな感情を抱きたくなる程、
ちょっぴり得した気分になれた場所でした…
洛北・鷹ケ峰にある渓涼床「しょうざん」…
川床料理と称えば、鴨川の「納涼床」(のうりょうゆか)に、
貴船と高雄の「川床」(かわどこ)なんですが、
実は京都にはもう一つあります「渓涼床」(けいりょうゆか)…
普通のガイド本や旅行店では扱われていないようです。
他の本場には料理屋が何店舗もあって、
収客量はたっぷりですが、
ここはリゾート会社が運営するプライベートスペースになっていますから独占状態です。
とまれ収客量は小さいのですが、
混雑もしてませんから、お店スタッフのお嬢さん達の立居振舞には落ち着きが感じられます。
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インターナショナルな混沌世界の「金閣寺」を通り過ぎてタクシーで5分程度の山奥に、
こんな閑静な場所があるなんて驚きです。
折しも台風15号の影響が出始めていた時分でしたが、
丁度雨も止んで、台風接近を感じさせない渓谷の涼風が蒸し暑さを鎮めてくれ、
「ずっとここに居たいねー」
とすっかり寛いでしまいました。
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お楽しみの「鮎の塩焼き」はと言えば…
まぁ、ここは多量消費の都市型観光地ですから、
それなりと申しましょうか…
そりゃあ、地方の田舎のものの方が身が肥えていてお味も…
上品だと思います。ごめんなさい…