訪れた時間帯が良かったのか、
拝観時間開始早々に立ち寄ったのが「建仁寺」でした。
平等院鳳凰堂での喧騒に辟易していたので、
この別天地のような閑静さには心落ち着きます。
枯山水の「大雄苑」のある縁台に腰掛けていると心が洗われるようです。
内庭の「潮音庭」のある畳間に座っていると煩悩に惑う身内が浄化されていくようです。
時間が静かに流れます。

本坊に上がって直ぐに、
国宝「風神雷神図」(俵屋宗達)の屏風が設えられています。
直接触れることは叶いませんが、
撮影自由になっています。
ここだけでなく、お寺全体が撮影禁止になっていないのは、
他の寺社であるでしょうか?
「風神雷神図」はレプリカなんだそうですが…
法堂の天井図「双龍」の大絵図(平成14年小泉淳作)は本物です。
こうして画像に記録出来るのは稀だと思うのです。
多分…
首の後ろが凝っても、暫し見上げていました。これは迫力がありました。
