カーサムーチーの「カーサ」 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

月桃(地元では「サンニン」と称ってますね)は、
ショウガ科の植物…
光沢のある丈夫な葉っぱは、
防虫・防臭・抗菌効果があって…
旧暦12月8日の「鬼餅の日(「ムーチー」ですね)」に、
これで包んでボイルして作る「カーサムーチー」は有名ですね。
この「カーサ」とは「葉っぱ」の総称なんですが、
「クバガサ」(クバの葉で編んで作った笠)も、この「カーサ」が出自です。

最近は、
ちょっとお洒落な食堂なんかで、
ランチ用のプレート代わりに使用されていたりしてますね。
葉のエキスを抽出した化粧水とか、
葉の繊維を紙に漉き込んで名刺用紙や、
畳みに漉き込んだり…
とか面白いくらい広範囲に活用されています。

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    (マチヤグワーのおばぁからも放たれる「霊気」?)

カーサムーチーが並ぶ店頭に立つと、
奥床しい気持ちになって、
何だか、鼻詰まりがスーと解放される時のような清々しさを感じるのです。
虫や菌が寄り付かなくなるのは、
放たれる神聖な霊気が、
周囲の邪気を掃ってくれているからかも知れません。