フィージャーとカーと井戸~首里湧水地巡り | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

沖縄では、「湧水地」を「樋川」(フィージャー)と称います。
「山羊」の「ヒージャー」と同音なのは語源を同じくしているから…
との説がありますが、
ご覧の様に山羊のヒゲが垂れ下がったような光景がよく見られるからでしょうか!
 
イメージ 1
 
それとも、
湧水の流れの勢いが山羊ヒゲを連想させるからなんでしょうか!
 
「樋川」の他に、
「井」(カー)と称われる箇所もありますが…
どちらも湧水が「流れ出る」のか「湧き出る」のかの違いであり…
本土の「井戸」のような人力に依って機能を与えられたものではないようです。
ここにも、
沖縄文化の「真髄」…
「自然に抗うことなく…
 お裾分けは食べられる分だけ…
 過分な要求はしない」
と云う「風土」を知ることが出来ます。
 
イメージ 2
(自然の驚異! このガジュマルの大木は、「扇風機」を咥えこんでいます!!)