沖縄では、「湧水地」を「樋川」(フィージャー)と称います。
「山羊」の「ヒージャー」と同音なのは語源を同じくしているから…
との説がありますが、
ご覧の様に山羊のヒゲが垂れ下がったような光景がよく見られるからでしょうか!

それとも、
湧水の流れの勢いが山羊ヒゲを連想させるからなんでしょうか!
「樋川」の他に、
「井」(カー)と称われる箇所もありますが…
どちらも湧水が「流れ出る」のか「湧き出る」のかの違いであり…
本土の「井戸」のような人力に依って機能を与えられたものではないようです。
ここにも、
沖縄文化の「真髄」…
「自然に抗うことなく…
お裾分けは食べられる分だけ…
過分な要求はしない」
と云う「風土」を知ることが出来ます。

(自然の驚異! このガジュマルの大木は、「扇風機」を咥えこんでいます!!)