日付が変わった午前2時半~
民謡酒場「田舎乙女」をおいとました店の出口先には…
呼んでもないのにタクシーが待機しているじゃありませんか!
真夜中でも徹底しているタクシー社会に沖縄を改めて感じつつ…
(酔っ払ってますからかなり麻痺してますが)
先生が投宿している牧志のホテルへ…
まだ飲もうとしている先生を、
丁重にホテルのフロントへお預けしてからやっと解散…
私は前島にある我がホテルへ帰宿…
先生に言わせれば、
松山や前島は若かりし頃に…
朝の4時や5時まで「遊び回っ」ていた青春の地で…
九州人の先生が「三線」の世界へ足を踏み込む契機となったのもこの地だったとのこと…
そう言われてから改めて観察すると…
前島界隈はなる程、
場末感たっぷりの職住混沌とした街並みに、
夜中の3時近いと云うのに未だ営業中の小さな飲み屋の灯り…
未だ腰の重い酔客を相手しているお疲れモードの経営者…
ピンク系パブの「勝手口」のネオン看板がやたらと目につき…
そこからにゅっと姿を表すタコ入道頭のおじさん…
若者民宿らしき様々な靴が脱ぎ散らかされた建物の玄関先でクダを撒いている労働者風のおにいさん…
通りにはかりゆしウェアの泥酔体がゴロリ…
そして、
何故かこの時間でも営業中らしい魚屋さんの「さしみ」の看板…

那覇「前島」界隈の真夜中は…
宵の歓楽街のエネルギー波が未だ冷めやらぬ「混沌」の中にあります。