ある養蜂家からの指令~浜比嘉島沖海遊記9 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

丁度私がタンデム艇に置いてけぼりを食らって、
遥か後方でジタバタしていた比嘉の漁港辺りを…
(漕行距離にして12㎞の時分になりますでしょうか)
島の高台からその光景を見下ろす人影が…
 
イメージ 1
(島の比嘉集落の高台にある「比嘉城址」公園より)
 
島の牧場「清ら島ファーム」の隣で養蜂業を営む仲村さん…
「沖縄カヤックセンター」の初代主宰者にして…
仲村兄弟のお父上…
沖縄のカヤック業界の草分け的存在の人物だとは…
一度ご紹介していますが、
カヤックショップ経営からカヤックとはちょっと無縁の養蜂家への転身とは、
全くもって珍妙なお話です。
その契機となったのも、
たまたま出掛けた「人間ドック」でショップのお客さんだった人から、
声を掛けられたから…
と云う奇妙な偶然からなんだそうです。
その珍妙な話に簡単に飛びつくのが実に軽妙…
「養蜂家」と言ってもその業態は、
普通、私達がイメージする「蜂蜜採収」とは異にする「ミツバチリース」と云う微妙なもの…
これがまた、
最近は農家等の農薬散布が原因で全国的にミツバチの個体が激減していますから、
果樹農家にとって「ミツバチリース」への需要が急速に高まっているのが現状と云う巧妙…
 
と云うシチュエーションの下、
息子にカヤックショップの運営をさっさと引き継いでしまい、
ご自分は一日中山の中でミツバチを相手に島の海の光景を眺めながら作業をしている訳です。
 
私達が、藪蚊の襲撃に遭いつつも何とか艇を倉庫に収め、
身辺の整理を済ませて落ち着いた頃…
このお父上から仲村兄弟(弟)のケータイへ電話が…
「おーい、そろそろ片付いた頃だろうね~」
「よーし、今夜はちょっと回転寿司でも食いに行こうかね~」
「こんな話、お客さんに話すんじゃないよ~」
(しっかり兄弟からお父上の話の内容はお聞きしました!)
(ひょっとして、私が支払うこのお金を目当てに寿司屋へ行こうとしている?)
(那覇辺りに回転寿司屋さんてありましたっけ…)
(その寿司ネタって、赤や青の熱帯魚の?)
 
ショップの売上金はちゃんと、
明日からの「運転資金」として有効活用してくださいね~
直ぐに「福利厚生費」とかで使ってしまわないよーに!!