ご婦人方の石垣島日記より | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

余所者の観光者が抱くざっくりとしたイメージでは、沖縄は~
本島はアウトドアを楽しむのも洗練されていてスマート…
宮古は更に「底抜け」で開放的な明るいリゾート感覚…
ところが、八重山は、
ちょっと危険と隣り合わせで遊ぶのにも「覚悟」が要るような突き放された放埓さ…
(ワイルドと言うべきか、野風僧と言うべきか…)
いずれにせよ、海でも山でも自然相手ですから危険なのには違いないですが。
(宮古には「山」は無いですけどね。)
 
まだ、道交法改正の前で「飲酒運転」の取り締まりも大らかだった頃の…
我が妻の、会社の同僚達との石垣島旅行記をば~
 
その年の1ヶ月前には、
家族でClub Med「カビラ」に行っていたのですが、
そこはフランス資本のプライベートリゾートですから、
石垣島の環境とは隔離されていて、
島内をサイクリングして走り回っても、西表島へカヤックツアーに遠征しても、
どこか「無菌状態」で浮遊している感覚で、
八重山に来たと云う実感が乏しいままだったのが心残りでした。
妻にもその印象があったのでしょうか、
会社の女性達だけのグループなのに観光そっちのけで、
素人のクセして無謀にもカヤックの1DAYツアーに参加したのでした。
(羨ましい…)
で、その日、
彼女達が利用しているホテルに迎えに来てくれたショップの送迎車は軽トラ…
場所がリゾートホテルなものでしたから、
そのギャップが異様で、ご婦人方にとっては衝撃的だったようです。
サンセットカヤックを終えて、満天の星空の下、
ホテルまで送ってくれた際も、軽トラ…
勿論、彼女達が乗り込んだのは「座席」ではなくて「荷台」…
余程その送迎ぶりが印象的だったのでしょう、
彼女が記した絵日記の一コマには、
荷台に乗り込んで疲労困憊でも満足そうな雰囲気のシーンが描かれています。
 
イメージ 1 
で、
その軽トラで送迎してくれたショップのお兄さんは、
(彼女は、「クマさんだった」と表現していました…)
調子に乗ってビールを飲みながら…
今ではとても許されることじゃないですがね。
運転の本人は勿論のこと、
「荷台」の彼女達も「飲酒運転幇助」で罰金ものですよ。
沖縄では大概が「出たとこ勝負」的なアウトドアショップが多いのですが(?)…
その後、西表島で発生したカヤックツアーの母娘遭難事件以降…
彼等が本来背負っているリスクの重さを改めて知ることになり…
1DAYツアー遠距離系が メニューから削除され…
すっかりマイルドになってしまいましたね。
その中にあって、八重山系ショップは…
今でもその「八重山」らしさを維持していると言いましょうか…
 
この続きは、次回の記事にて…