沖縄で「オオ○○○」と称されるような小生物が様々ありますが~
本島で見慣れているものが、
沖縄ではそれが「巨大化」していて、そこら辺りで普通に見られるのですから、
それは驚きです。
真っ先に思いつくのが…
ゴキブリ…
(トービーラーですね)
シジミ…
(本島のは食用ですが、沖縄のはなかなか…)
蝶々…
(八重山地方のオオゴマダラです)
そして、
ヒキガエル…
八重山地方では日常茶飯でみられる「オオヒキガエル」です。
夜行性なんで、
夕方になるとどこからともなく、
「オボボボ~」
と鳴き声がして、
家の庭先や道端の薄暗がりにゾロゾロと団体で出没するのですが…
この生き物は、
我が国では「侵略的外来種100」で選定されている厄介な外来種です。
元々は、サトウキビ畑の害虫駆除用に持ち込まれたのだそうですが、
爆発的繁殖力を持っており、
何でも目の前の生き物を食べてしまう雑食性で、
そして一番厄介なのが…
危険に晒されると顔の横の耳腺からミルク状の強い「毒汁」を分泌し、
時には1メートルくらいは飛び散らしたりするので、
無闇に掴もうとして、
手に付着した毒汁がうっかり眼に入ってしまって失明することも…
餌にしようと齧りついたイリオモテヤマネコが、
その毒汁でその貴重な命を落としたりしているのです。

家族で泊まったフサキリゾートでは…
ここはコテージタイプの宿泊棟が敷地に並んでいて、
食事でも、ランドリー使用の際でも、プールで遊ぶ際でも、
一端戸外に出て、庭の小路をゾロゾロと歩くようになっていますから、
八重山の自然をいつも身近に感じられるのですが、
やたらとムシが多い…
(嫌いな人には辛いかも?)
で、
洗濯物を抱えて敷地奥にあるランドリー棟へ向かっていたところ、
「オボボボ~」
の鳴き声が…
暫くして夜目に慣れて見渡せば、
こちらに1匹、あちらに1匹、向うに1匹…
気味が悪かったので、
食べようとか、蹴飛ばそうかとか、掴もうとかは露とも思いませんでしたが、
後からホテルのスタッフの方に話すと、
近づかないようにとのこと…
調べてみて上述のような詳細が判って慄然。
沖縄は~
生活の身近なところでそこここに~
溢れる自然 迫る危険~
と云うことで…