サンゴの逆襲 ~ ウトゥルサムンヌミーブサムン | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

サンゴ礁の白化現象やオニヒトデ被害の拡大は…
地球温暖化の影響だと言われて久しいですが、
沖縄では、
ダイバー達によるオニヒトデ駆除活動や、
(観光ダイビングでも「駆除ツアー」なんか企画されていますね)
養殖サンゴの移植作業などが続けられています。
(映画「ティダカンカン」はそれが題材になっていますね)
 
サンゴはそんな繊細でひ弱な存在とイメージされそうですが…
とんでもありません。
サンゴは刺胞動物であり、
イソギンチャクやヒトデと同じ仲間で、
(「サンゴ虫」とでも名付けた方が適切かも)
「刺胞」と云う「毒矢」を持っていますから、
無闇に素手で触っていると、
カブレてしまって火傷をしたように真っ赤に腫れ上がったり、
水泡になったりする…
ファイヤコーラルと称われる危険種が、
ハードコーラル系には沢山あります。
中には、
近寄っただけでカブレたりするのもありますから厄介です。
素足で踏みつけてしまって、
カケラが皮膚内に残っていて化膿する…
なんてこともありますからご用心を…
 
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そんなサンゴの危険性を未だ知らなかった頃~
石垣島のカヤックショップ「めがろぱ」さんで、
マングローブ川カヤックとシュノーケリングで一日中楽しんだ後の夕食時に…
娘の腿の裏側がジンマシンのようになって赤く腫れ上がっているのに気付き、
それからがパニックになって、
「痛いよ~」「痒いよ~」と大騒ぎ…
…石垣島大川の「辺銀食堂」でのこと…
 
親切なお店のおばさんから、
(今思えば、映画「ペンギン夫婦の作り方」のあの小池栄子さんが演じた主人公だったのかも?)
抗生物質入りの軟膏を戴き、
効果テキメンで事無きを得たのですが…
(後日のお礼もせず無礼をしています)
 
沖縄の海には、
可愛くても、小さくても、動いてなくても…
危険な生き物が沢山存在しています。
くれぐれもご用心を…
(上の画像は、本島西海岸北谷辺りのビーチのもの~この辺りだけはソフトコーラル系ですから御覧のように素手で触っても大丈夫ですが、扱いは丁寧に…)