ライフジャケットで命を守れる…か? ~ ウトゥルサムンヌミーブサムン | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

カヤックに乗る時は…
どんなに近場であってもライフジャケットは装着します。
釣りをする際も絶対怠ってはいけません。
それが直ぐに必要な状況ではないですから、
装着に不慣れだとつい省略したくなるような面倒さがありますが、
いざトラブルに陥った際には、
致命傷から必ずや守ってくれるであろうアイテムです。
 
…それをきちんとフィットするように装着していれば…
と云う条件付で。
 
下の息子がまだ小学3年だった夏…
座間味のカヤックショップ「Natureland Kayaks」さんで子連れでツアーに参加したのですが、
一緒に参加していた何処かの会社の社員旅行のおじさん達…
団体旅行の気楽さで、
皆さん息子をとても可愛がってお相手してくれて有難かったのですが、
ワイワイガヤガヤとカヤックの経験が無いのに行動が大胆…
パドリングの動作が激しいのでカヤックが左右に傾いで大騒ぎ…
そのうち、転覆したタンデム一艘…
若い方の一人は投げ出されても直ぐに海面に浮上して艇に戻れたのですが、
お年のもう一人の方は泳げないらしく暫くバシャバシャしていたら、
ライフジャケットを残してそのうち姿が見えなくなり…
 
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インストラクターの佐野さんが慌てて後ろから羽交い絞めして救助したのですが…
ライフジャケットのバンドの締め方がいい加減で、
ジャケットの襟元に首が引っ掛かり、
身体が沈んで自分で自分の首を絞めてしまう形になってしまい、
パニックに陥ってしまったのでした。
 
その騒動で、
そのおじさんのパドルは波に攫われて行方不明に…
「もう帰りたい」と主張するおじさんを島へ戻すため、
当てがわれたパドルは我が息子が持っていたもの…
長さのあるタンデム艇を一人でパドルコントロールするのって辛いんですよね。
ライフジャケットしていて致命傷になりかけたというショッキングな現場を目の当たりにして、
そんな不平なんて言える筈もなく…
次回はカヤックの「セルフレスキュー」の講習を受けなければ…
と心に誓ったのでした。