都知事選の結果は~
まぢるオバアが期待したようなものにはなりませんでしたね。
首長選挙ではどうしても、
遠い将来の理想の世界の実現より、
身近な当面の問題の解決の方が争点にし易いですもんね。
確かに、「老人福祉対策」を例にとってみても…
都会では「高齢者人口」が地方以上に顕著に増加していますから、
その対策を如何に充実させるか話を聞くのは東京の有権者にとっては重要な事ですもんね。
因みに、
東京都の65歳以上の「高齢者人口」は約265万人で、
2位の大阪府、3位の神奈川県を約70万人以上上回ってダントツの1位です。
「人口比率」で考えれば都会の数値は逆に最下位ですから、
沢山の20歳~60歳の「労働者人口」が高齢者を支える「健全」な社会とも思えますが、
何せ「絶対量」が大きいですから「比率」の問題じゃないんです。
地方自治体にとっては、
高齢者福祉施設の確保や、高齢者向けインフラ整備、生活保護対策など、
経費も掛かるし、複雑で喫緊の課題が山積みになっている訳です。
同様に沖縄も、
65歳以上の「高齢者人口比率」は都会並に低くて、
裾野の広い比較的若い世代が高齢者を支える理想的な人口構造なんですが…
沖縄が他県と違って特徴的なのは、
「平均寿命」の数値が年々下降している事なんです。
さて、「恐ろしい」お話はこれから…
沖縄県民の「平均寿命」は…
長年に渡って1位だったんですが、
H7年に1位の座を長野県に明け渡して以降は落ち目にあるんです。
その原因なんですが…
男性の「平均寿命」の場合…
H7年に5位に転落して以降、H17年には25位、H22年には30位と、すっかり「下位」が定着してしまいました。
更に、「平均余命」を年代別に区分すると…
20歳代~40歳代のそれが格段に低いんです。
つまりは、男性のその年代の「短命」が、県民の「平均寿命」を下落させ続けている原因だと云う訳なんですね。
前置きが長くなりましたが、
沖縄県民の特性としてよく指摘されているのが~
食生活では、
外食が多い…
夕食のスタートが遅くてダラダラと飲みが続く…
子連れでも普通に居酒屋を使う…
「揚げもの」や「炒めもの」が多く脂質分の高い食事が多い…
「おもてなし」とはたらふく食わせることだと盲信するオバアが多い…
住環境では、
日中は暑いので外出しない…
ちょっとの距離でも自動車(タクシー)を使う…
8年前、
私が、「旅行業務取扱管理者」の試験を受けに宜野湾の沖縄国際大学の会場に出向いた際、
念願の本場「タコライス」を食べてみようと、
朝だったんですが「キングタコス」に立ち寄ったところ…
地元の家族連れがこの「高カロリー食品」を休日の朝の定番メニューのように食べていたのが印象的でした。
(そう言う私も食べてるし…)
唐突に、沖縄とは無関係なお話なんですが…
カリフォルニア在住の遠い親戚の子が来日したので、
昼食に「うどん」屋さんに連れて行ったところ、
「味がしない」と言って食べてくれなかったのを思い出しました。
その子は結局、KFCへ行き直し、
そこでフライドチキン16ピースをペロリと平らげたのでした。
で、その子の顔にはニキビがあちこちに吹き出ていて、
「下敷きで頬をこそげてみると、油分がベトリと湧き出してくる」ような印象を抱いたものでした。
もう30年も昔の事なんですが、
今でもその子は生存しているのでしょうか…
沖縄での生活をしたこともない私がつべこべ言うお話ではないですが…
「脱基地経済依存」を主張しながらも、
米国文化にどっぷりと浸かってしまわざるを得ない悲しい現実の一端を見ているようです。
どうか沖縄の男性の皆さんへ…
お体お厭い下さい…
(長生きさえすればいいと云うものじゃありませんが、早死にするのはね…)