沖縄「銭湯」事情~その2 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

前回の記事では、
湯船の小ささについてお話しましたけど、
掲載した写真では、湯船の全体が写ってなかったのですが、
今回の写真で、その雰囲気が掴めると思います。
 
イメージ 1
 
そして、お気付きと思いますけど…
手前の板間は脱衣場なんですが、
浴室との仕切りが無いんですね。
 
風水的には、
物事の「直進性」を厭って「ヒンプン」や「防風林」で防御・隠蔽することを是とし…
沖縄古来の住居構造には「一番座」「二番座」とかの格付習慣があり…
元来の沖縄の風習とは相容れないような「あけすけ」ぶりに違和感を感じてしまいます。
これは、アメリカ文化の影響なんでしょうねぇ…
bathroomにはシャワーとトイレと脱衣コーナーが一緒くたになっているのと同様に。
 
ところで、
男風呂と女風呂を仕切る壁の上半分の沖縄ならではの見事な「花ブロック」…
本土では到底考えられないようなシチュエーションでの使い方に感心してしまいます。
「ブロック工法」で有名な建築物は、
名護市役所庁舎なのは皆さんご存知と思いますが…
沖縄の住環境では、この「ブロック」ほどに馴染んでいる「建材」は他に見当たらないですね。
それが沖縄の風土に適切なものなのかどうかは判りませんけど…