本土で言う所謂「銭湯」は、
沖縄では~
「ユーフルヤー」と通常称されていますが、
元来「湯船にどっぷり浸かってゆったり寛ぐ…」と云う習慣がないため…
本土並みの「銭湯」をイメージして利用すると…
「???…」
と云う不思議体験が楽しめます。

とても残念なことに…
その日、那覇市内に唯一残された「日の出湯」さんへ到着したのは午前11時。
3階建の雑居ビルの1階のまるでオフィスのような佇まいの「銭湯」のシャッターは閉ざされたまま…
シャッターには「営業時間 3時から9時」の表示が…
一瞬、「日の出湯」だけあって、「日の出」前後の変な営業時間帯をイメージしてしまいましたが、
15時~21時のことなんでしょうね。
朝の9時なんかに活動する、と云う概念がそもそも無くて、
「9時と言えば夜の9時なのは当然でしょ」と云う…
本土の人間からはちょっと笑えるシチュエーションではありました。
沖縄の「銭湯」はピーク時には県内に300軒はあるとされていましたが、
現在はこの「日の出湯」さんが唯一なのではないでしょうか?
昨年だかの新聞報道では3軒と言ってましたが、もう他の2軒は廃業した筈。
生憎、「銭湯」の利用は出来ませんでしたが、
浴場の清掃のため換気中で窓が全開でしたから、
失礼して中の様子を撮影しておきました。
この続きは、次回と云うことで…