ゆいレール美栄橋駅の架上から「沖映大通り」を見下ろすと、
大通りに不自然な角度で交差して、
久茂地川にぶつかって繋がる橋も無くそのまま途切れている路地があります。
この路地を遡ると「崇元寺橋」が起点になっているんですね。
即ち、これが「長虹堤」の名残です。

(沖映大通りに不自然な角度で交差する路地~石碑があります)

(久茂地川にぶつかって突然途切れています)
150年前の琉球王国時代のこの場所で、
あのペリーさんとかが歩いたんですね。
今はもうその風情を伺わせるものはありませんが、
「虹の架け橋」と比喩されるその橋は、
「那覇八景」のひとつに列せられる程の琉球王国の象徴的存在だったんですね。