日本は今、お隣の国々とのお付き合いを相変わらず剣呑にやっているねえ。
日本の政治家達は異口同音に威勢のいいことを言ってるけど、
そんなものお互い様さぁ…
お隣さんにはお隣さんの事情があって、
お互いに「正義」を振りかざしてばかりいると
お互いに引っ込みがつかなくなるよ~
うちなーではその昔、琉球王国の時代~
江戸幕府が始まって直ぐに「薩摩侵入」を受けたけれど、
明や清との冊封進貢関係は明治になるまで続けていたよ。
薩摩とも大陸とも、一方に偏ることなく上手く付き合う…
それが、海洋貿易国の琉球にとっては、
絶対不可欠のスタンスだった訳さ。
どっちに正義がある訳でも、不義がある訳でもないよ~
それは白黒つけられるような単純な話じゃないものね~
「いちゃればちょーでー」
上手に付き合って、上手に稼いで、
ガッポリガッポリさ~
オバァがまだワラビグワだった頃、
一番下の朝元おじさんは石垣島のパイン工場からパインの缶詰を沢山仕入れて商売していたよ~
そのパイン工場は台湾人が初めて導入した産業で、
移住してきた台湾人達は、最初は島人達から追いやられたり差別されたりしていたらしいけど、
それが島の産業として成り立つようになって定着すると、
すっかり島に馴染んでしまったさぁ。
今では、パイン産業は石垣になくてはならないものになってしまっているよ~
朝元おじさんは、「石垣にはマーサッサーな肉饅頭を出してくれる料理屋がある」
とか言ってたのを思い出すさぁ。
多分、そのお店は台湾人がやってた「餃子」のお店だったんだろうね。

今の騒動の原因は、
100年以上も前から続いている無人島や小島の領有権争いだよね~
もうこれは、白黒つけて解決するような簡単な問題じゃないさぁ。
紛争のある外交問題を白黒つけようとしたら、
それはもう武力や脅迫に頼ることになってしまうさぁ。
お隣さん同士末永く付き合うには、こう云う時にこそテーゲーが一番さ。
商売のコツと一緒だよ~