東京では水不足で「取水制限」が始まったね~
そのうち、「街中の公衆トイレから異臭が出る」ようになるなんて聞けば、
便利な都会も不便なものだね~
昨年の「大震災」の時の「帰宅難民」なんかでも尽々そう思うねえ。
科学の力や物質の恩恵を受ければ受けるほど、
個人としての生活力は、
段々と衰えていくと思えるさ~
「ウチナーでもちょっと買い物に行くのに自動車を使っているじゃないか」だって~?
ウチナーのオバァ達はそんなことないさあ。
空いてる車にはきちんと皆で乗り込むようにしているから、効率的になっているさあ。
座席が空いた車を走らせるのは勿体無いからね~
「地球温室効果ガス」の抑制に貢献出来るし、
皆で乗り込む時のニーニー達との駆け引きなんかでは生活力が鍛えられるよ~
「誰の車に乗り込んでるか?」だって~?
さぁ、よく知らないさあ。
ベースナンバーの車はよく停まってくれるよお。
「わ」ナンバーは全々ダメだね。
それはそうと、
ウチナーでは「渇水」騒動は、本島ではかれこれ15年は起きてないよ~
離島の方ではまだ厳しいところもあるけどね。
本島では、平成9年に北谷町に「海水淡水化センター」が出来てから、
海水から真水を無尽蔵に作り出せるようになったからね。
琉球石灰岩層が厚くて天水が直ぐ流れ出てしまう宮古では、
「地下水ダム」を建設してまで水源を守っているさ~
これは昭和の時代から取り組んでいる世界でも初めての事業らしいよ。
宮古ではもう「渇水」の悩みが久しく起きてないから、
本島では常識の屋根上の「タンク」が、一つも見当たらないさ~
面白いね~
沖縄は「水不足」に長年泣かされてきたから、
その「恩恵」の有難さは絶対忘れないさあ。
あちこちのカー(湧水溜まり)ではウガンが絶対不可欠だよ~
お正月の「若水」はヒヌカンにお供えする大切なものだから、
疎かにしていると「地天のセジ」が衰えてしまうさあ。
坂道の上り下りで草臥れていると目の前にポツンとカーとかヒージャーがあったりすると、
その周りはちょっとした窪地の木陰になっていて心が生き返るような閑静な場所になっている…
地元の人達がとても大切にしているのが判るさ~

東京では、「地天のセジ」が衰えるようなことばかりやっているんじゃないかね~
地下は電車が走り回っていて空洞になっていて…
川はコンクリートで固められていて、おまけに蓋で暗渠になっていたり…
水脈は街中を留まることなく下流へ流れ去ってしまう…
東京は風水で祝福された都市と言われているけれど、
肝心の足元がこうもスカスカだとどうかねえ。
降雨が少なくなれば簡単に渇水になるし…
ちょっと降り過ぎると「都市型洪水」に見舞われるなんて…
都会のお偉い人達は、自然が与える猛威から一体何を学習しているのかねえ。