三線に纏わるetc.~牧志「ちんだみ工芸」にて | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

10年ほど前に、
「国際通り」の裏路地を歩き回るのに興じていた時期がありまして、
「ニューパラダイス通り」からホテルJALシティ那覇へと抜ける路地の途中に
この「ちんだみ工芸」がありました。
 
ここで5,000円のカンカラ三線をドギマギしながら購入したんですが、
(初めて手にした弦楽器でした。今では、そのカンカラ三線は部屋の壁の天井近くで埃を被っています。)
その折の、
お店での情景についてかつてブログ記事にしていたのを思い出します。
 
 
~~~~~
 
「国際通り」の一本裏の通りを歩き回ったら、見事に道行く人々の種類(?)が変わりました。
そこには濃厚な生活空間が存在しています。
昔「ニューパラダイス」というダンスクラブがあったことに由来する名称を持つこの通りは、小洒落た小さな喫茶店、雑貨店、工房やバーとかが点在しています。
最近の新しい店もありますが、どれもが強烈な太陽光線を浴びて枯れたような風情の店構えになっているのでとても趣があります。
イメージ 1

この通りの中ほど、「緑ヶ丘公園」近くに「ちんだみ工芸」という三線店があります。
そこの三線体験教室でご一緒した女の子一人、弦楽器の操作は私同様ド素人なのに一棹3万円のものを潔く購入した思い切りの良さに感心~
この彼女、沖縄生活を目論み本土の仕事を退職し、明日が某ホテルの就職試験なのだそうな~
その行動力は快哉。
店主は「こんな子なら、きっと成功するよ」とえらく気に入っていたのに、私はつい嫉妬してしまいました!

~~~~~
 
この折は、
体験教室と言っても、確か「おじいさんの古時計」だかをポツポツと弾いたような記憶がありますが、
帰宅してからそのカンカラ三線を弾いたのは数回だけで放擲…
結局、工工四の合も四も工も全く記憶に残りませんでした。
自分にとっては三線との関わりはこの程度のものと、
殆ど意識の範疇に留まっていませんでしたが、
まさか、こんな形で腱鞘炎になりそうな思いをしながら三線を抱いているとは…
全くの想定外でした。
人生~明日一体何が起こるか予測がつくようなものではありませんね…