がじゃんびら公園のシンボル? | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

この度の訪沖は、那覇空港に正午に着くようになったので、
初日の昼は、山下町の「豆腐家食堂」のナチュラルフードで体をクールダウンしてから、
垣花町の「がじゃんびら公園」界隈を歩き回る計画にしていました。
 
「がじゃんびら」って知っていますか?
「びら」とは「坂道」のことで~
「がじゃ」とは「蚊」のことで、「蚊の坂」の意だと言われていますが、
「我謝の坂」とも言われています。
明治時代の古地図には既に「蚊坂」と明記されていたそうです。
その歴史は古く、明との交易が盛んだった時代のこと~
中国の福建で「ブンブン」と歌うめずらしい虫を持ち帰った人が、その坂辺りで虫籠から放してやって以降、蚊が群生するようになった…
と云うのが謂れです。
 
R331が垣花町で急にカーブする所で、
今は「パイナップルハウス」と云うレストランが建っている辺りです。
復帰前までは米軍基地に内包されていたので、
道路はこの敷地をグルリと回り込んで糸満方面へと続くため歪になっています。
現在の「がじゃんびら公園」は、そことは無関係に~
那覇の港を見下ろす丘の頂上に整備された小奇麗な広場です。
 
イメージ 1夜景で有名なデートスポットらしいですが…
見回してみると、確かに景色はすこぶる良好ですが、それ以外には何の変哲もない普通の公園のようです。
唯一設置されていたのは、美空ひばりの歌碑~
地元の芸能人が売名行為のため市の協力を取り付けて行ったずうずうしいパフォーマンスのようで、少々興醒めでした。
 
基本的に「高上がり」が好きなので、
高い場所を見かけると登ってしまうのが、私の行動パターンです。
沖縄の高所は、大体「拝所」になっているのが常ですが~
この「がじゃんびら公園」では見かけなかった代わりに、
それに続く丘の高台に綺麗に整備された「拝所」が矢張りありました。
同じ那覇市内でも国場川以西では、
それは人々の生活に密着しているようで卑近にあり、普段から手入れされている様子が伺えました。「拝所」の様子です。
そして、この後遭遇するのですが、亀甲墓は巨大であり、
南部地方の影響を受けているからこうなのかと思ったりしました(違うかも知れませんが)。
 
さあ、これから延々3万歩のウォーキングが始まります。