「がじゃんびら公園」のある辺りは~

奥武山運動公園辺りから見上げると、高台にあり、
歴史めいていて高貴な雰囲気を勝手に想像していたのですが…
実際に上がってみると、
(「かじゃんびら公園」のある場所は金城町で、下の山下町とは路地では繋がっていません。グルリと回り込んで、北の鏡水か、南のゆいレール下から上がるしかないんです。何故ここまで断絶されているんでしょうか?)
最近開発された新興住宅街のようで、歴史の重みを感じさせるようなものは一切目にすることはありませんでした。
かつての「がじゃんびら」は北部の鏡水地区にありますので(現在も陸上自衛隊那覇駐屯地の敷地になっているようです)、実は無関係だったんだと判断するに至りました。
ただ、小禄地区はあの沖縄戦争の激戦地で、集落の跡形も見分けられないほど破壊され尽くした所ですから、由緒ある地名の割に町影が新しいのが、感覚を麻痺させるようです。
けれども、ゆいレール下を潜り、田原町「森口公園」辺りまで来ると、
あの混沌とした町並みが健在で、
元来は一帯がこうだったんだろうと想像することはできました。
ゆいレールのお陰で小禄駅周辺は、ジャスコを中心に再開発の波が四方八方に拡大しています。
これら残された「混沌」も、いずれ開発の波に飲み込まれるのかも知れませんが、
あちこちに網の目のように伸びる路地のある生活は、いつまでも残っていて欲しいと、(勝手ながら)思います。
小禄地区散歩のお話はまだ続きます…