意地ぬ出らあ手引き… | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

糸満の白銀堂(イービンメー)に纏わる有名な諺です~イメージ 1
「意地ぬ出らあ手引き 手ぬ出らあ意地引き」
 
「糸満市商工会」のパンフの説明書きには、
「腹が立っても拳を振り上げずに引っ込めよ、手が出そうになったら、その怒りを鎮めよ、禍を招く前によく考えよ」
との解説ですが…
よく考えると、そんなMぽい人生訓は非現実的です。
「意地を貫こうとするなら手は出すな。手を出したなら意地は引っ込めろ」
と云うのが適切な解釈ではないでしょうか…。
正に、現在の全国各地で泥沼化している紛争地に当て嵌まる格言じゃないでしょうか!
意地を貫こうとして手を出し、
手を出してからも意地を通そうとするところに~
民族的な反発が生じ、国家的な確執がわだかまっている原因になっているのではないでしょうか。
そんな世界的現象を引き起こしてしまったのが、
某国の大国意識ですし、
かつての時代の我が国の覇権思想だったのではないでしょうか。
 
何事も中庸…
強権では将来は望めません。
例え追い詰めることがあったとしても、「逃げ道」は必ず用意しておくことが肝要です。
追い詰められることがあったなら、「窮鼠猫を噛む」では自滅的~
真正面に対峙することより、逃げ道を確保することの方が有意義なのです。
大きくは国家間においても、翻って小さくは夫婦間においてもです。
(経験者は語る…?)