梅雨明け直前の6月15日です~
突然の大雨の中、小禄駅前のジャスコから泊港までタクシーに乗りました。
バケツをひっくり返したような豪雨で、
子供達はもう傘も差さずに濡れるがまま~
雨だろうが汗だろうが、どうせ濡れるんだから同じ?
汗拭き用だったのでしょうか、バスタオルをマント代わりにして、びしょ濡れで走り回っていました。
県道7号線が、奥武山運動公園の傍を通って、国道331号に交差した辺りに(山下町)、
「豆腐家食堂」と云う美味しい豆腐料理を食べさせてくれるお店があったのですが、
昨年の冬に、「改装のため…」と張り紙をして突然閉店しています。
現在は空き家になっていて、改装の様子もありません。
(豆腐家食堂辺りのシーサー工房前)

で、タクシーのおじさん(名前を忘れてしまいました)、
その交差点に差し掛かったところで、その「豆腐家食堂」があった辺りをキョロキョロと見回して、
「あ~、やっぱり無くなっているねぇ…」
と深い溜息。
昔から続いている「食堂」と云うものは、「雨後の筍」のように乱立している料飲店とは違って、
地元の方が、低資金で地道にやっている商売ですから、
「食堂がやっていけなくなるなんて、何かあったんですかねぇ?」 と云う話題になり、
「弁当屋だって400円で売ってると商売にならんさぁ。今は200円だよ~。昔のとおり漫然と続けていたらダメさ~」
「弁当屋も潰れてしまって、数も少なくなってしまったね~」
「おじさんはね。ゴーヤが大好きでね~ 2日に1回はゴーヤ弁当だよ~」
「おじさんはね。今はこんなに痩せてるけど、若い頃は洋食屋の厨房で働いていてね。肉ばっかり食ってた生活してたから太ってたんだよ~」
「だから、もう肉ばっかり食う人生は終わり。おじさんの兄弟はみんなゴーヤはあんまり好きじゃないって言ってるけど、私は全然平気だよ~ なんでかね~ ハッハッハ~」
もうタクシーのおじさんの独壇場です。
何故、豆腐家食堂の閉店の話題が、ゴーヤになるんでしょうか?
あまりに陽気な話に、笑ってしまいました。