ガイドのお姉さんに案内された干潟で待機していると~
ウジャウジャと、出てくる、出てくる…
ミナミコメツキガニの大群です。
この小さなカニは、危険を察知すると忽ち「トルネード」で泥中に潜り込もうとします。
掌に泥ごとカニを掬い上げてみると、
パニックに陥った彼らは、すかさずトルネードで退避するのですが、
手の平の「壁」に邪魔されてもひたすら絶望的な潜り込みを試みます。
それがくすぐったいことと言ったら…
可哀相になったので、そっと逃がしてやりました。
ところで、このカニは、例の「横歩き」はしません。
「前進」するのです。
足が長いからなのでしょうか。