とうとうJALの会社更生手続きの決定がなされました。
心配していた発行額が約400億円相当あると言われているマイレージポイントは、
「従来通りの利用が可能」とされました。
MPerにとっては、胸を撫で下ろしたところですが…
片や、株式の方は~
東京証券取引所が日航株を「整理銘柄」に指定したため、2月20日をもって上場廃止となるようです。
更に、日航株は100%減資の方針となっており、株式は只の「紙切れ」と化してしまいます。
株主優待券目当てや、投機目当ての株主と雖も、日航の破綻経営を糺すことをしなかった「株主責任」を問われた形です。
ところで、経営立て直しの手順を、密室的な「私的整理」ではなく、法的整理に依ったことで、
地方空港にとっては、かなりシビアな顛末が予測されています。
各航空会社から高額の空港着陸料を徴収していますから、路線廃止の決定が忽ち収入減に直結する訳です。
既に撤退を表明されている静岡空港の静岡県知事は、怒り心頭に至っている様子です。
でもそれは、沖縄病患者にとっては他人事ではありません~
2010年には、北九州~那覇便、那覇~粟国島便が廃止されるようです。
他にも、関連企業のJTAの路線はどうなるのでしょう?
今では唯一と言っていい、沖縄情報雑誌である「CORALWAY」の行く末はどうなるのでしょう?
心配事は尽きません。