名護・嘉陽の名もない浜にて | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

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(「沖縄東海岸~カヤックスクーリング初日」から続く)

初日は、素人の大学生7人組とのミックスだったので~
半日だけのカヤッキングでした。
実質的なスクーリングは、大学生達が午後2時に引き揚げてから~
彼らの使った艇を「嘉陽の家」前まで運び、洗浄し~
ライフジャケットやらスカートやらを水洗いして~

気分を切り替えて、
海岸近くで、リバース・ストローク、スイーブ・ストローク、ドロー・ストロークにスカーリング~
リカバリーとターンの練習、練習、練習…

横文字だらけの名称は、到底中年男の脳みそには留まることが出来ず忘却の彼方ですが~
何が何やら訳が分からないまま、身体にだけは覚え込ませました。


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嘉陽の浜から出発し、昼休憩場所は東の「パン崎」手前の名もない浜でした。
そこには、浜辺の手前で消滅する名もない小さな川が流れています。
その川を遡行すると、腰まで浸かるような澱みもある程水量豊かな箇所もあります。
行き止まりには、小さな滝壺まであるのです。
周囲はヒカゲヘゴが繁殖しており、シマゼミも変わった鳴き声でワンワン騒ぐ中~
日陰が作る涼やかで清々しい空気に包まれています。

そんな往路では全く気付かなかったのですが、
帰路に、例の深い澱みを過ぎた辺りから、水量がどんどん貧弱になり、やがて~
砂浜に吸い込まれるように、その川は消滅しているのでした。

聞けば、降雨があった時だけに出来る川のようで、旱魃時には消滅しているとのこと。

南国ならではの、ちょっとした異国情緒を味わいました。